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脳圧へのとりくみ
カイロプラクティックに携わる中で私はひとつの推察をするようになりました。
それは姿勢のゆがみ、特に環椎と後頭骨の位置の異常が頭蓋骨内の水圧を上昇させ、
高まった脳圧が頭痛やめまい、記憶力の低下などの頭の不快な症状の原因となるというものです。
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頭蓋骨と脳の構造
脳は頭蓋骨の中で硬膜、クモ膜、軟膜の三重の膜に包まれています。
この三重の膜は脳だけでなく背骨の中にある脊髄も覆っています。
そしてクモ膜の内側で脳脊髄液というリンパ液に組成が似た液が循環しています。
それは胎児が羊水に浮かんでいるのに似ています。
脳脊髄液は脳内で血液を原料して作られています。
一部は頭蓋内で吸収されて循環し、残りは頭蓋骨から背骨の中へと排水されます。
例えていうと頭蓋骨が流し台で背骨が排水管の役割です。
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姿勢と脳圧との関係
人は歳を重ねるにつれ、背中を丸くしあごを突き出した姿勢となってきます。
この姿勢は頭蓋骨が頚の骨に対し前に移動した状態となり、
ちょうどドーナツを重ねたものがズレて穴が狭くなったような感じです。
そうなると排水管の役目である背骨の中を狭めてしまい、
脳脊髄液の排水が低下します。排水の悪くなった脳脊髄液は頭に溜まりだし、頭の中の水圧を高めます。
脳は高い水圧に長期に晒されることで脳が萎縮していくことが認知症の原因となるのではないかと考えています。
また脳脊髄液の排水の低下が起こると眼の動きが悪くなります。
視神経も脳硬膜に覆われているため、高まった脳脊髄液の水圧が眼球を押して眼が動きにくくなるのです。
寄り目をすると気持ちが悪くなり文字が読みづらくなります。
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施術の方法
脳圧を下げる方法はソフトな手技でおこないます。
術者の両母指を患者様のうなじに当て頭をごく軽く牽引します。
同時に患者様にあごを引いてもらいます。
このとき頭蓋骨と背骨の中の輪である椎孔が一直線上にそろい、
頭に溜まっていた脳脊髄液が背骨の方へ流れていきます。
脳脊髄液が流れはじめると、頭のモヤモヤが取れてスーッと軽くなることを実感していただけます。
また眼球の動きがスムーズになり、ふらつきが改善されます。
下の画像は脳脊髄液の流れが改善することによって寄り目がしやすくなっています。
※写真はご本人の了解を得て掲載させていただきました。
首の骨と頭の位置をそろえて
脳脊髄液の流れを改善しています。 |
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脳脊髄液の流れが低下すると次のような症状があらわれます
・背中が丸く、肩から首にかけて強いコリがある
・頭が重い、頭が痛い、頭の中のモヤモヤとした不快感
・記憶力の低下を感じる 考えることが疲れる
・寄り目をするときもちが悪い、目の早い動きができない 焦点が合わない
・目の奥の疲れた感じ 目の奥の押された感じ
・めまい、ふらつきがある
まずは病院で検査を受けることをお勧めいたします。
慢性の頭痛やめまいなど、検査をしても異常の表れなかった頭の不快な症状は
脳脊髄液の流れをよくすることで顕著に改善できます。
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